「古い畳を入替えたい」
「今の部屋を和室にしたい」
「見栄えが悪くなったので交換したい」…でも、どうやってお願いすれば良いの?
そんなお客様が多いと思います。畳の入替え、交換には様々な方法があり、
新築時、増改築、リフォーム時などその時々で状況が異なります。
ここではまず「畳に関して知っておきたい基本的な情報」をご紹介いたしますので、より良いお買い物にご活用いただければと思います。
もちろん状況をお聞かせいただければ、お客様に最適な商品をご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
もちろん畳の良し悪しもありますが、しっかりとした業者様に依頼する場合、畳そのものの品質に問題があることはほとんどないでしょう。要は適材適所で畳を選択し、利用されるお部屋の状況や気候に配慮した製品の取捨選択が重要なのです。そういった意味では利用されるお宅の様子や、現状をしっかり確認しない施工業者は信用できないかもしれません。
- 畳床(畳の芯材、中心部分)の材料にも種類があります。普段は目に見えないため気になりませんが、使用箇所を間違えて長年使っていると、材質の特性により長持ちしない場合もあるのです。
畳の特性などについて、詳しくはぜひ弊社スタッフにお尋ねください。使う用途や住まいの立地条件などに合った素材を選んで使用しましょう。 - 中心の材質が決まれば、次はその表面(畳表)です。直接身体に触れる箇所ですから、状態の良いものを選びたいですよね。良質な畳表は、とても快適な歩き心地、寝心地を与えてくれます。
一般には細く長いい草を使用し、高い密度で均一に編み上がっているものが良いと言われていますが、お好みやライフスタイルに合わせて選ぶのもおすすめです。 - 一戸建ての住宅か賃貸住宅か、マンションなどの集合住宅か、業務用であるかなど、その用途から、建物自体の材質(木造かコンクリート造りか等)までを考慮して選択する必要があります。
弊社スタッフからもたくさんの質問があるかと思いますが、良い畳を選ぶために、ぜひ応じていただければ助かります。
古くなった畳、その交換を行うタイミングも悩むところではないでしょうか?
見た目に古くなったので交換する場合はもちろんですが、畳の上を歩いていて凹凸が気になりだしたら、畳床が傷んでいる証拠。そのまま使用していると畳表もすぐに傷みますので、ぜひご相談ください。
しかし、畳は傷んだからといってすぐに新しいものと交換するわけではありません。下記のように順序立てて利用していくものなのです。
- 畳は両面が使用できます。そこでまだ裏側がきれいなうちに裏返しをすれば、一枚の畳表をきれいに長くご使用いただけます。片面をあまりに長く使用し、畳表が傷んでしまうとその効果が薄れてしまいます。
- 畳表だけを新しいものに替えることです。使用している間にできた畳と畳の隙間を解消するとともに、新しいい草が気持ちの良い肌触りと、明るいお部屋を演出してくれます。
- 畳床が劣化し、傷んでくると畳表の傷みも早くなります。限界まで近づいたタイミングで新しい畳と入替えます。今までの印象に近いものを選ぶも良し、気分転換に新しいデザインの畳を利用するも良しです。
一般的には4〜5年で裏返しを行い、7〜8年程度で表替えを行いますが、住環境や使い方によっては短い期間で傷むこともあります。また、畳の表面が新品のときに比べて、黄色や褐色に変色してきたらお取替えをおすすめしております。